内子の手前にて、遍路中、一番面白かったお接待をもらう。
前から歩いてきた3人のおばちゃんに、いろいろ質問された。
彼女達は、旅行で内子に来たらしい。
「もしかして、巡礼とかしてるの?」
って聞くから。
「遍路です」
って答えて、初めて遍路だと分かったらしい。
※僕の格好は、お遍路ではないので。。。
そしたら、真ん中のおばちゃんが、自分のバッグをごそごそし始めた。
小さいバッグだから、お金かなーと想像しながら、断る言葉を考えていると
龍角散のど飴(開封済み)。
「もうホント気持ちだけでいいですから」
って、本気で言ったつもりだったんだが
「いいからいいから、遠慮しないで持って行きなさい」
という(笑)
ボクは、飴をなめる習慣がない上に、龍角散だ。その上、重い。
遠慮なんか、これっぽっちもしてないのだが。
しかし、めちゃくちゃ面白かった。特に開封済みのとこが(笑)
お接待をいただいた。
記念に1枚って言ったら、恥ずかしがってこちらを向かないんだ、これが。
この年で、なにが恥ずかしいのか。
みんなが去ってから、ひとりで笑った。
かなり可笑しい。
ありがとう、おばちゃん。