ぼくの場合、金剛杖を持たず、菅笠も輪袈裟もなしでした。
かなり特殊。他にも似たような人はいましたけど。数少ないです。
遍路をなめているわけではなく、いちおう理由があって、持ちたくなかったんです。
金剛杖・・・毎日ブログ更新の課題もあり、1日100枚前後の写真を撮り、且つシャッターチャンスを逃さないためには、カメラのために両手が必要でした。つまり、金剛杖で片手が奪われている状態を避けたかった。
菅笠・・・スタートが残暑真っ只中だったこともあり、暑くて蒸れるのがいやだった。雨は、どうせ菅笠では防げない。晴れの日はタオルを巻いて、雨の日は折り畳み傘にて対応。
輪袈裟・・・邪魔なだけ。なんのために必要かさえ分かっていない・・・。
白衣・・・暑い日は、Tシャツオンリー。てか、ほとんど着てない。1日で、何件も打つ(礼所が近い)場合のみ着用
メリット:身軽、楽
デメリット:地元住民やお遍路仲間に、お遍路さんだと認識されない。金剛杖や菅笠が思い出の品にならない。
思い出の品はともかく、お遍路さんだと思われないのは、大きな問題です。
そういった意味では、金剛杖と菅笠はやはり必須アイテムです。挨拶や、お接待、何より不審者と思われないために。
ちなみに、
・白衣(笈づる)
・金剛杖
・菅笠
・輪袈裟
・数珠
・経本
・納経帳
・納め札
・線香・ろうそく
・着火具
・持鈴
は、すべて1番の霊山寺で購入できます。
この中で、僕があらかじめ買っていったのは、線香とろうそくだけです。
1番で、数珠、納経帳、納め札を購入しました。
1番だけでなく、結構あちこちの寺で売ってます。彼らも商売ですから。
参考までに、下記は、80番の国分寺。寺の一部がお店になってます。
ボクが持ってない金剛杖
ボクが持ってない輪袈裟
山谷袋(さんやぶくろ)
はじめは、こんなの買う気もなかったし、知らなかったんですけど、1番のお店で、あった方がいいって
あんまり勧めるので、買った次第。
2千数百円ぐらいだったかな。
確かに、必要でした。
リュックからいちいち納め札とか、ろうそくとか細かいものを出すのは面倒なので、
隣り合う礼所の距離が近い場合には、背中にリュック、山谷袋を前掛けにしてました。
次は、白衣
ほんとは、常に着るものなんですが、ボクの場合あんまり着用してません。
暑い日は、Tシャツ以上のものを身につける気にならないし、
で、暑い日とはいっても、何時間も歩いて暑い日ってことなので、よっぽど涼しくならないとTシャツ1枚。
だから、寒くて着ようとしてたのは、10月も後半に入ってからでした。
あとは、礼所が密集してる地域。
タダでさえ、お遍路さんとは思われない佇まいなので、せめて白衣だけでも着ようかと・・・。
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