23日目:40番観自在寺~(クアライフ宇和島)

お坊さん遍路と、辺鄙な場所であった。
愛南町という町から、清水大師のある柏坂の峠の途中だ。
この逆打ちのお坊さんは、伊勢から来た。

伊勢~京都(東寺)~姫路<すべて歩きらしい>
フェリーで小豆島<小豆島の88箇所巡礼を行う>
※小豆島にも88箇所あるんだ。知らなかった。

この坊さん、旅がらすで、年の半分ぐらいは、こうやって色々周っているらしい、だから、寺も持っていないと言っていた。
出合った場所が場所だし、その10kmの峠越えでは、このお坊さん以外誰とも出会わなかったので、縁を感じてしまった。
その坊さんも、別れ際に、これが一期一会ですねと言っていたけど、まさにそのとおり、もう2度と会うことはないだろう。

今日、三島のおじさんと出会わなかった。この何日かで初めてのことだ。ボクは、ちょっと無理して、宇和島まで40キロ超を歩いてしまった。なんとなく、マンネリだった遍路に変化を加えたかったんだが。これで、もう三島のおじさんとは2度と会えないかも知れないと思うと、やっぱり連絡先を聞いておくんだった。

いま、クアライフ宇和島に居る。
宇和島の市街を越えた先だ。
6時45分に出発して、ホテルにたどり着いたのが夕方の6時30分だった。日帰り温泉に入ったり、宇和島市外を少しぶらぶらしてみたけど。
夜5時半を越えたら、歩いちゃいけないことを始めて知った。


6時45分に宿を出発

宇和島まで国道で41キロ
海の町から、標高500mの峠を越えると思うと、少しぞっとする・・・。
しかし、宿も取ってないので、途中でイヤになったら諦めるつもり


愛南町から、旧内海村までの10キロひたすら国道を歩く。
歩道があるからいいけど、こうゆうせりたった場所だと、トンネルと同じ気分。
バスとか大型トラックがえらいスピード走ってくると、テンションが下がる。


本日も晴天なり。

雨よりいいけど、お遍路日和ではない。


これで150円は安い。
みかんを食べたかったけど、こんなにいらないし、重いので断念する。


内海村の室手海岸

遠くに3つ+1つの岩が突き出ているのが見える。
不思議な雰囲気の湾


展望台を発見。

さっきのが、もっといい感じに取れるかもしれないと思う、でも、登るのも面倒だと思いながら、展望台を探す。
しかし、上のほうを見てもそれらしいものがない。


これだった。
ジャングルジムかと思った。

めんどくさくないけど、登らないことが決定


内海の町だ。


川沿いを少し行くと、柏坂の峠のスタート地点を発見。
ここまでの11キロを125分
まあまあのペースだ。

9:00に登頂開始


学校の課外授業かなにかで、子供が作成したと思われる

峠各所の標高と、時間。
ありがたい。
全部で、3時間45分だったので、
休憩入れて3時間を目安にした。


想像より、それほど急峻といった感じではなかったが、大きい石ころがうろうろしていて、歩きづらい。


ただ、樹木で覆われてるので、日差しはほとんど無い。

しかし、汗が。。。
大粒の汗が、ぽたぽた落ちる。
Tシャツも、タオルも、ぐじょぐじょ。


柏坂休憩地
60分とあったが、30分で到着。
まーふつう、こんなスピードでは登らないもんだ。。。


頂上に展望台があると書いてあったが、

気がついたら、頂上付近のトイレ、ここからは下り。
たしかに、さっき、ロープでふさがれた立ち入り禁止っぽい場所があった。
それが展望台だったと思われる。


少し下ると、「つわな奥」という場所があり
ここだけ絶景だ。


そこに、展望台を作ろうとして、途中で辞めたような空組みがある。
冒険者は、いく。


キレイなんだけど
半島が少しガスってて、、、残念。

そのとき、あの坊さんがやってきた。


よくしゃべるお坊さんだった。

先を急いでいた僕は、途中で切ろうか切るまいか悩んだけど、こんなとこで出合ったんだし、相手は坊さんだ。
もったいなから、話しを続けた。

正直、ぴんと来る答えは得られなかった。
そうゆうもんかも知れんが。

しかし、峠の途中だったら、挨拶で終わるところを、ちょうど、唯一景色が見える開けた場所で、5分滞在しただけで、出会ったわけだから。
やっぱり不思議だ。
結局30分話し込んだ。


緩やかな下り

時間に余裕があれば、ゆっくり歩きたかったけど。

ハイカー好み下り


町に下りてすぐ

突然、犬に吠えかけられた。
首輪もしてないし、野犬かと思ったけど、どうみてもチワワだ。

すぐ、飼い主のおばさんが出てきた。

どうも、四国では、犬によく吠えられる。
10匹に1匹ぐらいは、なつく。
結構嫌われている。


津島町は、若松川沿いにある


途中、気になる看板を発見す。

思わず入店


獲物は、以下の3点だ。

ケーキもあったが、僕は和菓子党
一六タルト・・・あんこが巻いてある不思議な食べ物
とら焼・・・なぜ「どら」ではなく「とら」かというと、模様がトラ模様だからだそうだ、味は普通のどら焼
栗大福・・・栗が入っている。

全般的に、普通だった。


津島やすらぎの里 熱田温泉

まきおさん調査のもと、nifty温泉で好評価だったので、是非来てみかたった。


施設も新しいし、設備もいい。
お湯も、ぬるぬる感ばっちりの温泉だった。

きもちえがった。
正解!


風呂を出たのは、2時半
まだ、20キロ近くある・・・。

ここが失敗だった。
熱田温泉の少しいくと、松尾トンネルってのがって、それを迂回する遍路道だ。
遍路地図には、緩やかな自然満喫の道とあり、なぜかとても勧めている。


しかし、普通の峠道だ。
だいたい、トンネルを迂回してるわけだから、峠道に決まっている。
せっかく風呂に入ったのに、大粒の汗がぼたぼた落ちる。

迂回してる分、トンネルより1キロ長い。

アップダウンのある普通の峠道。
やっぱ、余裕がないと楽しめない。
今回の場合は、トンネルにするべきだったと後悔


こんな辺鄙な峠道なのに、なぜか、りっぱな遍路小屋がある。


で、その隣には井戸・・・。
「この水は、飲めません。」とある。

こんな時間に、こんな場所を歩いている遍路はいない。
3時半とはいえ、このへんは薄暗い。

ボクは、「リング」を観て以来
写っていないテレビと
井戸
が怖い。

特に井戸は、すぐ貞子をイメージしてしまう。

この井戸の雰囲気
その上、暗くて、寂しい場所。


少し休憩しようかと、いったんザックを置いたが
すぐに担ぎなおして、
いちもくさんに、下る!

恥ずかしいけど、怖いものは怖い。


日のあたる場所にでて、ほっと一息♪


途中、採石場がある。

働いてるおじさんが、僕を見つけ、挨拶してくれる。
質問したくなったが、忙しそうなので断念する。


宇和島郊外に到着

この辺は、郊外の量販店街だ。
ショッピングセンターや、ユニクロまであった。


宇和島市街に入る。
観光してみようと思い、旅館から観光マップを持ってきた。

伊達博物館の一角
伊達家の敷地だそうだ。表札に「伊達」とある。
そういえば、伊達家は宇和島に移封されたのだ。

博物館は、5時までだった。

閉館してる


宇和島東高校

「セカチュー」のモデルだった学校らしい。
あんまり興味は無いが、撮影してみた。


宇和島城跡

公園があり、天守閣があるらしい。
が、5時までなので、もう入れない。


もう5時半を過ぎている。
やむを得ず、商店街へ。

宇和島きさいやロード

期待したが、閑散。
土曜の5時半だったと思うが。


軒並み閉店

商店街の半分は空きっぽかった。
さっきの郊外の量販店に客を奪われているか
過疎化がすすんでいるかどちらかだ。


ガイアの夜明けの商店街を活性化する達人を呼ぶべきだと思うぞ、宇和島きさいやロード

このままでは、終焉の日はちかい。


宇和島駅

そうそう闘牛で有名らしい。


外枠のわりに、駅そのものは小さい。
終点の駅らしいが。


宇和島駅を過ぎて、びっくり
真っ暗闇。

想定外のことに、少し唖然。

遍路道とかそんなのんきなレベルではない。
ここは、東京ではない。


遍路地図も見えないので、自動販売機のそばで確認


でも、無理。
だいたい、どこを歩いているのかも分からないのに、地図の意味なんかないことに気づく・・・。

途中、何人かに聞きながら、ホテルを探す


なんとか、とーちゃく。

クアライフ宇和島
建物:普通
部屋:割とキレイ、設備は新しくは無い。
風呂:大浴場がある、もちろんU/Bも
浴衣あり、タオルあり
洗濯:ホテルに1台だけ、洗濯機と乾燥機があるが
乾燥機はあまり乾かないので、そばのコインランドリーに行く。
食事(夕):レストランで、じゃこ天そばと鯛めしハーフを注文。
合わせて1050円。鯛めしはうまい。

食事(朝):なし
対応:
料金:5000